2024.07.12

アップサイクルとは?

皆さんはアップサイクルという言葉をご存じですか?
アップサイクルとは、別の用途に作り変え、付加価値を与える事です。
今回はアップサイクルの定義、具体例、個人でできることなどご紹介します。

 

アップサイクルとは

別の用途に作り変え、付加価値を与える事です。「創造的再利用」とも呼ばれています。
リサイクルと異なり、製品を一度原料に戻すことなく、形や特徴を生かしたまま新しい製品へと作り変えます。
アップサイクルは、環境負荷の軽減に加え、デザインやアイデアの閃きによって、新たな価値を生み出すことが可能です。

 

アップサイクルの具体例

アップサイクルは、さまざまな分野で活用されています。以下は、その一例です。
ファッション・アクセサリー: 古着や廃棄予定だった生地を活かして、新しい服、バッグ、アクセサリーなどを制作
家具・インテリア: 廃棄予定の家具や木材をアップサイクルして、オリジナル家具やインテリア雑貨などを制作
アート・クラフト: 廃材や端材を利用して、ユニークな作品や装飾品などを制作
パッケージ・製品: 廃棄予定の段ボールやプラスチック容器をアップサイクルして、新たなパッケージや製品などを制作

 

アップサイクルとSDGs

アップサイクルと一番強いかかわりがあるのが、SDGsの目標12「つくる責任つかう責任」です。
特に、ターゲット【12.5 2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により廃棄物の発生を大幅に削減する】はアップサイクルと密接に関係しています。
SDGsは目標であり、達成のための具体的な目標は示されていませんが、アップサイクルは具体的な手段の一つと言えます。

 

個人で出来るアップサイクルアイデア

コーヒーかすを様々な用途で活用

コーヒーを淹れた後に残るコーヒーかすは様々な用途があります。
しっかり乾燥させると消臭剤として利用することができます。
綿の袋などに入れて下駄箱や玄関に置いておくと嫌な臭いを吸収してくれる上に、要らなくなったら家庭菜園の肥料としても使えます。
更に汚れ落としの効果もあるので、フライパンやなべなどの油汚れも落とすことができます。

 

まとめ

アップサイクルは、環境負荷軽減、資源循環、経済活性化、社会的貢献など、さまざまなメリットをもたらす持続可能な取り組みです。近年、日本でもアップサイクルへの注目度が高まっており、企業や個人が積極的に取り組んでいます。
とはいえ、すべてのものをアップサイクルすることは難しいという方は、リサイクルステーションに持ち込むようにすれば業者の手によって適切にリサイクルされます。
エコスタイルは愛知県内に約50か所のリサイクルステーションを設置しておりますので、お近くのステーションへぜひお持ち込みください。

 

エコスタイルHP

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