読み終わった雑誌はその都度処分するのは面倒で、つい溜めてしまいがちですよね。
「雑誌と雑がみの違いは?」「どうやって捨てればいいのか」など、雑誌・雑がみの捨て方について解説していきます。
雑誌と雑がみって何が違うの?
資源回収などで雑誌と区分されているものは、雑誌、書籍、印刷冊子類が対象です。
これらは雑誌、書籍、段ボール、封筒、絵本として生まれ変わります。
雑がみは、段ボール・新聞・雑誌以外のリサイクルできる紙類の事を指します。
チラシ、パンフレット、コピー用紙、包装紙、紙袋、紙箱などが対象です。
これらは紙箱や絵本にリサイクルされます。
リサイクルできない紙ごみ
家庭で出てくる紙類でもリサイクルできないものが存在します。
これらは禁忌品とよばれ、代表的なものにはカーボン紙(複写紙)、感熱紙(レシート)、圧着はがき、シール、写真、紙袋の内側に緩衝材がついているものなどです。
禁忌品は資源として出さずに可燃ごみとして出しましょう。
雑誌・雑がみの処分方法
雑誌、雑がみは様々な処分方法があります。
主に3つの方法をご紹介します。
①自治体の資源ごみとして処分する
雑誌も雑がみも資源ごみとして出すことができます。
雑誌は雑誌や書籍のみで紐で縛って出すようにしましょう。
雑がみは紙以外の部分(プラ製の紙袋の取っ手やティッシュ箱のビニールなど)を取り除き、雑がみのみをまとめて袋に入れたりひもで縛ったりして出すようにしましょう。
②リサイクル回収ボックスを利用する
自治体や古紙回収業者の設置しているリサイクル回収ボックスが近くにある方はこれを使うこともおすすめです。
古紙回収と違い、自分の好きなタイミングで捨てる事ができ、古紙回収と同じように資源としてリサイクルされます。
場所によっては雑誌と雑がみを同じコンテナに入れることができますので、確認したうえで利用するようにしましょう。
ただし、近くに回収ボックスがない場合は車でないと利用が難しい問題もあります。
③不用品回収業者に頼む
上の2つと比べると料金がかかってしまいますが、不用品回収業者に頼むという方法もあります。
多くの場合、トラックの台数で料金が決まるので大量の雑誌、雑がみそのほかのごみ、家具、家電などまとめて処分したい方にはおすすめの方法です。
1つ注意したいのが、その市町村の許可を得ていない無許可の業者を選ばないようにすることです。無許可の業者がごみを不法投棄したり高額の請求をされるケースもありますので、依頼する前には「一般廃棄物収集運搬業」の許可証を必ず確認するようにしましょう。
捨てるときの注意点
名古屋市では、週に一回の市の資源回収と、月に一回の集団資源回収があります。
雑誌は月に一回の集団資源回収のみ出すことができ、出す際は紐で縛って出すようにしましょう。
雑がみは週に一回の市の資源回収に出すことができます。名古屋市指定の資源袋の中に入れて出しましょう。集団資源回収に出す際は、紙袋に入れて口を閉じて出すか雑誌にはさんで出すようにしてください。
雑誌・雑がみを簡単に捨てる方法
雑誌・雑がみの捨て方は全部で3つです。
①自治体の資源ごみとして出す
②リサイクル回収ボックスを利用する
③不用品回収業者へ頼む
特にリサイクル回収ボックスは24時間利用可能な場所が多く、好きなタイミングで量の制限なく捨てることができるのでぜひ活用してみてください。
名古屋市の回収ボックスはどこにある?
名古屋市西区に本社を置くナガイホールディングス株式会社の運営しているリサイクルステーションは、様々な古紙を24時間持ち込み可能です。
また、持ち込み量の制限もないので引っ越しに伴う大量の段ボールも捨てることができます。
名古屋市を始め愛知県内の各地に40か所を超えるリサイクルステーションを設置しています。
場所ごとに捨てられる品目が異なりますので、詳細は下記ホームページをご覧ください。
エコスタイル公式HP→https://ecostyle.jp/r_station/
まとめ
今回は、改めて雑誌と雑がみの違いや処分方法、捨てるときの注意点について解説しました。
自治体により回収日や捨てるときの注意点が異なる可能性がありますので、詳細は各自治体へお問い合わせください。