事業者アンケート調査
令和3年9~10月・令和4年7月になごやSDGsグリーンパートナーズ登録事業者1,006事業者、愛知中小企業家同好会加入の名古屋市内事業者2,048事業者を対象にアンケート調査を実施いたしました。
プラスチック問題に関する関心
「プラスチック問題に関心がある」、「取り組みが必要」と回答した事業者の割合が約9割と非常に高い結果となりました。
出典:名古屋市プラスチック削減指針
特に関心のある内容としては「ウミガメや海鳥など生態系への影響」や「使い捨てプラスチックの大量生産消費」が高くなっています。
出典:名古屋市プラスチック削減指針
プラスチック問題解決に向けた行動
実践している取り組みは、「廃棄物の適正回収・処理」といったごみを排出する際に必須となる行動が突出して高くなっています。一方で、「使用するプラスチックを削減する取り組み」は低く、今後の取り組み予定としても割合の増加はほとんど見られませんでした。
また、今後の取り組みにおいて「予定・検討していない」が高くなっています。
出典:名古屋市プラスチック削減指針
問題への対応課題では、「コストの増大」や「環境配慮商品への消費者理解」は低いという結果となりました。また、「どう取り組めば良いか分からない」といった回答も一定数あり、対応に苦慮している現状が読み取れます。
使い捨てプラスチックの削減や包装の簡素化など、プラスチック対策をした商品やサービスそのものが、セールスポイントとなるように打ち出していくことが必要です。
出典:名古屋市プラスチック削減指針
vol.6では藤前干潟を例に、流出したプラスチックごみの状況を取り上げます。
引用元:名古屋市プラスチック削減方針~そのプラスチックは必要ですか?~